こどもにも多い運動不足、嫌い、苦手意識…非常勤体育講師が思うこと

教育

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ブログチャレンジに挑戦中~ということで、お題について書いてみます。

今週のお題は「運動不足」!自分はもちろんだけど、このお題で思い浮かんだのはこどもたちのこと。非常勤講師として小学校で体育を教えている私が感じるこどもたちにとっての「運動不足」について。

運動する機会ってつくらないとない

私自身、非常勤講師で体育を教える立場であるものの、日常的に運動する機会ってほぼないです。学生時代は水泳部だったし、ひたすら泳いでいたなぁ。

こどもがいたら!とも言われるけど、私が公園へつれて行くのは好きじゃないのです。ぼーっと見ているのもつまんないし、一緒に遊ぶのは楽しいんだけどお互いすぐ飽きちゃう←え。

たまに、お友だちのヨガに参加したり、気持ちいい天気の日はポケGOやりながらお散歩したり、海眺めに行ったり(もう動いてない)するくらいです。うん、運動不足ですね。

こどもたちは運動を頻繁にする子と全くしない子の二極化が広がっている

スポーツクラブなど習い事としての運動がポピュラーになっているので、それを選んでいる子はもちろん運動不足なんてことはありません。なにかしらに取り組んでいたら、ほかの協議もある程度できる印象。それは走るだったり、周りを見ることだったり、体を思うように動かすことだったり、重なることが多いからだと思います。

体を思うように動かせない子がいる

逆さまになったことがない、転がったことがない、という子がいます。幼いうちにいろいろな動きを体験してない子は、「逆さまになる」「転がる」ということが、どういうことかわかりません。「両手をまっすぐ横にのばしてごらん」これだけでも、まっすぐなれない子はいます。

できないからやりたくない、苦手だからやらない、になりやすい

日常的に経験のある子は感覚でできるけど、そうでない子はわからないし考えても出来ない。なので、どんどん差が広まっていき、やらない子はどんどんやらなくなります。

できないからやらない、やらないからできない・・・のループにはまっていきます。

私が体育の学習で目指す姿はちょっとできるから、なんか楽しい

体を動かすって、本来気持ちのいいもの。それはできないとか、苦手とかは関係ない。自分の動きで楽しめるものだし、そこに仲間がいたら違った楽しみ方ができる。

どんな競技やスポーツでも、誰でも取り組めるような簡単な動きはあります。それにはコツがある。それを教えて、使えるようにアドバイスし合って、楽しめるといいなぁと思っています。

学校の学習の場で、例えばバスケットボールの時間。極度に運動不足の子と地域のスポーツクラブでバリバリやってる子が同じチームになったりする。そこで何をどう学ぶかが体育なんですよね。どちらにも学ぶことってたくさんある。そのうえで、運動量を確保した時間にしたいなぁといつも試行錯誤しています。

もめることはたくさんあるけど、なんだかんだ解決して学び合ってる姿は頼もしいですよ。こうやって運動に関わっていったら、気持ちよく体を動かす時間を取る子が増えていくと思っています。

幼い子のパパママにおすすめなのは親子遊び

公園につれて行くのがすきじゃない私が言うのもなんですが・・・幼いうちにいろいろな動きを経験しておくって本当に大事です。

・パパママのお馬さんに乗る

・腕にぶらさがる

・くるりんぱ

・飛行機

などなど、ちょっとした時間にできることをたまにでもいいのでやってみるのをおススメします!

www.vill.minamiminowa.lg.jp

検索していたら、南箕輪村のサイトがかわいくてわかりやすかったです!

大きくなってくると、飛行機やお馬さんなんて重たくてできなくなりますからね…幼いうちだけ!とおもってぜひやってみてくださいね。

運動不足ときいて、小学校非常勤講師の私が思うことを書いてみました。

嫌い、苦手にならない程度に経験しておくのが大事かもしれませんね~!

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