小学校3年生で学習する「大きな数」
小学校3年生の算数ででてくる「大きな数」の単元。以前は4年生だったかな?
一、十、百、千、万、億、兆・・・・と続いていきます。これを覚えたい!なんてなる子も多いのですが、数の大きさって漠然としていてイメージのつきにくいもの。
大人だって、1億ですらイメージしづらいですよね。私はニュースに出てくる100億円も1000兆円もなんだか漠然としちゃいます。。。
<p class=”l-fuki インスパ”>1兆って数えることもないもんね</p>
<p class=”r-fuki あい”>この絵本を読むと、数えるとどうなるかもわかるよ</p>
100万ってどんな数?
- 作者: デビッド・M.シュワルツ,David M. Schwartz,Steven Kellogg,Sumiko Sirrine,須美子サライン
- 出版社/メーカー: 文研出版
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 大型本
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アメリカの絵本なので、絵がとってもカラフル。10年以上も前の本ですが、内容は変わらないので楽しめます。
サイズも大きめのB4変型判なので、読み聞かせするにもぴったりです。
100万人のこどもが肩に乗ったら?
こんな問いから始まります。100万人のこどもが肩に乗ってやぐらを組んでいったら(やぐらという言葉を使っていましたが、肩車のことですね)、こんな高さになるんだ!
1、2、3・・・と100万迄かぞえたらこんなにかかるの?100万個の星ってこんなに?100万匹の金魚が入る金魚鉢って?
次々と例えがでてきて、こんなに大きな数なのか!というのを実感できます。
そのあとに、10億は?1兆は?と、どれもとんでもなく大きな数だということをバーチャルにですが見ることができます。
あとがきまで読むのがおススメ
あとがきに、高さや広さの根拠が書かれています。こどもの身長を140cmとして・・・といった感じに、実際に計算して確かめてみたくなるようになっています。「本当にこんな高さになるの?」という疑問が出てきた子にはぜひここまでチャレンジしてほしいです。自分で確かめてみることこそ、本当の力になっていきそうですよね。
アメリカの単位というのもどこかでふれるといいかも?
日本の絵本だったら、たぶん1万、1億、1兆で描かれたことでしょう。
英語の単位では、
1,000,000(百万) one million
1,000,000,000(十億) one billion
1,000,000,000,000(一兆) one trillion
になります。なので、この絵本でも100万、10億、1兆で描かれているんですね。
<p class=”l-fuki インスパ”>算数も英語も学べちゃうんだね!</p>
<p class=”r-fuki あい”>そうやって学べるとおもしろいよね</p>
親子でも、教室でも、おすすめの絵本です。ぜひ手に取ってみてくださいね。
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